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着物買取はメンズ用着物も高価買取を期待できる!メンズ用着物買取を徹底解説!!

着物買取はメンズ用着物も高価買取を期待できる!メンズ用着物買取を徹底解説!!

「着物買取」と聞くと女性用着物を買取りしてもらうイメージをしてしまいます。
しかし、着物には“メンズ着物”もあります。
この記事では、メンズ用着物の買取について解説します。

メンズ用着物も高価買取期待

着物買取で高価買取期待ができる着物といえば、やはり女性用着物だというイメージが強くあります。
しかし、新品より安く買える中古品のメンズ用着物を求めている人は少なくありません。
“需要”があるのです。
このため、メンズ用着物も女性用着物と同様に高価買取を期待できます。

メンズ用着物でも特に高価買取が期待できるのは以下の三種類です。

・大島紬
・結城紬
・江戸小紋

メンズ用着物の大島紬

メンズ用着物の中でも特に高価買取を期待できるものの一つが、大島紬です。
鹿児島県の奄美大島を発祥としている紬です。
天然染料特有の柔らかさや渋みや、軽さと耐久性など実用面でも優れている点などから高い評価をされており、近代以降に盛んに生産されるようになりました。
現在では、高級着物の一つとしてその名を連ねています。

大島紬のお手入れ方法

大島紬は大人気な高級品ですので高価買取を期待できますが、日頃からお手入れをして“良い状態”をキープすると更なる価格アップが可能となります。
しかし、正しいお手入れ方法をしなければ着物を傷めてしまうこともあります。
大島紬の正しいお手入れ方法は以下の通りです。

1.着用した着物は衣紋掛けにかけて1~2時間ほど陰干しをします。
この際に、シミや汚れが無いかチェックをします。

2.シミや汚れがあったら“薄いアンモニア水”或いは“中性洗剤溶液”を使ってシミや汚れを叩くようにして取り、最後に水で拭き取ります。
コツは、先にシミや汚れの囲りから対処してシミや汚れを大きくぼかし、その後でシミや汚れの中心部を攻める事です。
注意点が二つあります。
一つは、ベンジンを使ってはいけない事です。
大島紬は天然染料なのでベンジンを使うと変色してしまいます。
もう一つは、シミや汚れを取るときは擦ってはいけないという事です。
擦ると着物を傷めるだけでなく、シミも取れにくくなります。

3.できれば一年に一回、最悪は二年に一回はクリーニングをしましょう。
汗シミなど、素人では中々気付き辛いシミなどもあります。
黄ばんだシミなどは二年以内ならばクリーニングで綺麗にしてもらえます。
二年以上経つとクリーニングしても残ってしまい、買取価格が下がります。

メンズ用着物の結城紬

メンズ用着物の中でも、結城紬もトップクラスの高価買取を期待できる着物です。
茨城県・栃木県で生産されており、奈良時代から生産されていた日本最古の紬です。
結城紬には「縮織」「平織」の二種類ありますが、平織が特に高価です。
平織は昭和31年には重要無形文化財、昭和51年に伝統工芸品に指定されており、高級着物の代表格となっています。
平織は真綿から指で紡いだ“撚りのない糸”を縦と横に使用した織物です。

結城紬のお手入れ方法

結城紬のお手入れ方法も大島紬のお手入れ方法と同じです。
なお、ほとんどの結城紬は天然染料ではなく化学染料を使用していますが、シミや汚れを取るときは着物に優しい薄いアンモニア水や中性洗剤溶液を使いましょう。

メンズ着物の江戸小紋

江戸小紋も高価買取が特に期待できるメンズ用着物の一つです。
江戸時代に諸大名の着用していた裃の模様を発祥としている小紋であり、小紋の中で最も格式の高い着物となっています。
遠目から見たら無地に見えるほどに細かい模様を配置して単色染めしている事に特徴があります。
江戸小紋といっても様々な模様の種類があり、鮫、行儀、角通し万筋、菊菱、大小あられ、胡麻柄、御召し十など大名発祥の「定め小紋」「留め柄」などと呼ばれる模様が代表的でより高価買取を期待できます。

江戸小紋のお手入れ方法

江戸小紋のお手入れ方法も大島紬や結城紬と同じです。
江戸小紋の染料は天然染料や化学染料などものによって違いがあるので、安全な薄いアンモニア水や中性洗剤溶液でシミや汚れを落としましょう。

メンズ用着物買取も着物買取専門サイト

着物は買取してもらう業者によって買取価格が大きく替わります。
メンズ用着物も女性用着物と同様に、着物買取専門サイトでの買取が一番おすすめです。
着物買取専門サイトは店舗運営していないことによる経費削減や、広い販売網による大量需要確保などを背景として他の業者よりも高価買取を期待できます。